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  • 撮影/紀室裕哉(令和3年1月21日)

災害ゼロへ意思統一

豊島建設が安全大会

大船渡

大船渡市大船渡町の建設業・豊島建設㈱(紀室裕哉代表取締役)は12日、本年度の安全大会を同社で開いた。社員らが、研修や講演などを通して安全な職務遂行への意識を一つにした。

土木、建築、造園など、幅広い工事を手がける同社。安全大会を毎年開催し、社員の安全意識向上と意思の統一を図る機会としている。  紀室代表は「今後も、安全管理がマンネリ化しないように取り組んでほしい。ささいな疑問であっても、放置すれば大きな事故につながる場合がある。分からないことは素直に聞いて、命の確保を最優先に行動してほしい」と社員に呼びかけた。

熱中症予防や発症時の対応について意思疎通を図ったほか、コンプライアンス研修も行い、事故やけがのない、安全な職場環境の定着に向けて意識を高めた。  研修後は、㈱安全教育センターの佐々木登代表が「元請事業者の現場担当者は何をなすべきか?」と題して講演。社員らはメモを取るなどして熱心に聴き入り、学びを深めていた。

(令和6年7月14日朝刊 東海新報掲載)