• 新着情報

  • 撮影/紀室裕哉(令和3年1月21日)

ユースエール企業に認定

若者も働きやすい職場へ

大船渡市の豊島建設 ユースエール企業に認定

気仙4社目

 

大船渡市大船渡町の建設業・豊島建設㈱(紀室裕哉代表取締役)がこのほど、若者の雇用管理状況が優良な中小企業「ユースエール認定企業」として厚生労働大臣の認定を受けた。気仙では4社目の認定企業で、休暇の取得や講習の充実など、若い世代も働きやすい職場をつくる意欲を新たにしている。

ユースエールの認定は、若者雇用促進法に基づき平成27年10月から開始。若者の採用と育成に積極的で、離職率や有給休暇取得実績などが一定の水準を満たしている企業を認定するもの。県内では7月末現在、同社を含め38社が認定企業となっている。

同社は主に公共工事や鉄道工事を請け負う。週休2日制の現場も多いことから、昨年から祝日を含めた完全週休2日制を実施。育児休暇や有給休暇の所得も推進するなど、働きやすい職場づくりへの取り組みを行う。

建設業では職人の高齢化が懸念されている一方、情報通信技術(ICT)を活用した機材やドローンの導入も進んでいる。こうした中、同社では社員に対し、重機や技師などの主要な資格に加えてICTの講習受講にも力を入れる。同社の千葉博文常務取締役は「年配の人はICTについてこれないこともあるので、若い人に知識を吸収していってもらいたい」と話す。

また、同社は気仙の高校で開かれる職場説明会にも出向き、建設業をPRしている。千葉常務取締役は「住民がいる限りインフラや建設業は必要。地元を支える使命感を持った若者に入社してほしいし、会社としても認定のみで満足せず、業務改善を行っていきたい」と展望を語った。

気仙3市町ではこれまで、同市のゆわて吉田工業㈱、㈱アースデザインコンサルタンツ、㈱菊池組がユースエール認定企業となっている。

(令和8年8月28日東海新報掲載)